検索窓
今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:197,088 hit

負けない ページ5

及川side

結城「才能は開花させるもの

センスは磨くもの」

その言葉が妙に心に引っかかった


『コートに立ちたい』そうまっすぐ俺を見て言った


今日のゲームでも薄々感じていた

サーブ、レシーブ、ブロックは

精度が確実に高い

なのにトスがイマイチスパイカーと噛み合ってなかった

後半になるにつれだんだんトスもあってきたけど

その試合中に完全に噛み合うことはなかった


それでも、


中2、中3で大会初の2連続ベストセッター賞獲得

岩ちゃんから聞いた話だけどね。


薄々感じていたけど

まっすぐな目、を見て確信に変わった



『こいつは天才じゃない』んだって



及川「なんか、、ごめん」


嫌い感丸出しで接していたことに少し罪悪感


少しだけね!


結城「いやいや!謝んなくていいですって


俺が勝手に語っちゃっただけだし」


及川「でもね、

俺もコートに立ちたい

トスを上げたい


試合に長く出たい



だから、








負けないよ?」




そういうとアイツはニカッと笑った


何故か目に涙をためて




結城「俺も



負けません!」



涙をこすってサーブを打ち始めた




及川「俺も、やろっかなぁ」


独り言をボソッとはいて


コートの中に入った

生意気→←才能とセンス



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (115 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rei | 作成日時:2018年8月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。