孤爪研磨には弟がいた

合宿日 ページ14

Aside


いつもより早めに起きて


研磨を起こしに部屋に入って

研磨を起こして



二人で一階におりた





A「お母さんおはよ」


研磨「はよ」



母「おはよう二人とも！

ご飯できてるから食べちゃってッ！」


数日前に帰ってきたお母さん


お父さんは今日休みだからまだ寝ている



両親共々テンションがいつも高い


なぜこんな無気力が産まれてきたのか

不思議でしょうがない



朝ごはんを食べて


いつもより大きい荷物を持って


家を出たらちょうどクロが立っていた




黒尾「お、今日ははえーじゃん」


研磨A「「まぁね」」


黒尾「シンクロしすぎか」




音駒で集合だから

そのまま音駒へ


学校に着けば

結構人が来ていて


梟谷グループの


音駒、森然、生川



様々なジャージを着た人たちがいた



黒尾「ここに今年から入る烏野ってとこが来る」



A「へぇ、どこの高校？聞いたことない」


黒尾「宮城」



A「わざわざ遠いとこから来るんだ」




赤葦「あ、A

おはよ」



ちょうど体育館に入ってきた赤葦さん



A「あ、オハヨウゴザイマス」



赤葦「プッ、カタコト」


そう言いながら少し笑った



赤葦「あっち集まってるから行こ」



A「あ、うん

じゃあ後で」



クロと研磨にそれだけ行って


赤葦さんについていった



黒尾「あいつちゃんと話せてんのかな」



研磨「俺よりは話せてるんじゃない？」



黒尾「どーだろか

さっきの敬語やばいほどカタコトだったよ」




そんな話してるなんて知らずに

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