『カステラ…』「食べたら喉乾くよね」『あーね、わかるわー』 ページ28
さかたんの右手にはカステラが入った紙袋。
さっき渡したプレーン味とチョコ味。
坂田「ささっ上がってー」
『お邪魔しまーす』
志麻「この子が赤眼さん!?」
わーお…イッケメーン←がおるぅ。
ほくろが色気の補佐をしてますね。
……何言ってんだろ私。
『初めまして。赤眼で歌い手やってます。
陸野 Aです』
志麻「はじめまして、浦島坂田船のメンバーで志麻って名前で歌い手やってます。
志麻 香気です。まーしぃて呼んで！」
『まーしぃ！』
志麻「俺はAって呼んでいいです？」
『もちろんです。あと敬語はいりませんよ？
私がバッリバリの歳下なんで』
志麻「それやと、俺がおっさんっぽいw」
『あ』
さかたんが飲み物と切り分けたカステラを持って来てくれた。
カステラうまっ。
坂田「これ食べたら撮ろ！……うまっ」もぐもぐ
『うん。
あ……まーしぃ、アドバイスとかあったら言ってもらえないかな？ 今後の為に』
志麻「ええよ。………うまっ」もぐもぐ
カステラ食べて一息ついた所で。
早速始めましょうか。
『〜♪』
坂田「〜♪」
ふぅ…悪くは無いけど……良くも無いな。
さかたんは経験が豊富だから、私が足引っ張ってるな。くやしい。
志麻「悪くは無いけど良くも無い。
もっと感情入れてみなよ。
彼女はホラ、ツンデレっぽく。
何かテキトーに台詞言ってみ？」
『べ、べつに…あんたの為じゃないんだから！』
坂田「あるあるw」
『たまには甘えても……いいでしょ///』プイッ
坂田「かわいい！」
志麻「イイ感じイイ感じ。
役になりきったら歌いやすいからな。
前の歌ってみたも感情移入したやろ？」
『あっ！ した！』
志麻「ならもっかいな」ニコッ
『〜♪』
坂田「〜♪」
できた……できたよ！
『ツンデレっぽく歌えたよね？』
坂田「めっちゃ可愛かった！」
志麻「完璧ちゃう？
あの一瞬でコツ掴むとか…天才やなw
いつか越されるわ」
それはないね。
私には時間が足りてないもん。
まーしぃ達の積み重ねた時間に叶うわけ無い。
坂田「MIXはできないんだっけ？」
『お恥ずかしながらknifeに任せきりで…』
志麻「お友達？」
『リア友ですよ』
ほー、と感心した様子のまーしぃ。
さかたんはえらく思い詰めたカンジ。
坂田「……もしかして…はるとさんも？」
志麻「！」
『学校の先輩ですね。最近知り合いました』
坂田「ッシャ」←
可愛い彼女:志麻Side→←『1日疲れた』「さかたんは？」『…可愛かった』
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たつの(プロフ) - たまねぎさん» ありがとうございます。私の更新スピードは、差が激しいので頑張りますね！ (2018年2月13日 19時) (
レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ - メッッッッチャ続き気になります！更新待ってますね！ (2018年2月13日 19時) (レス) id: 7ace257b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たつの | 作成日時：2018年2月10日 22時
