最後の戦い ページ37
『もし…願いが叶うならば……』
まだ仲間と笑っていたかった。
でもそんな悠長な事言ってられない。
クロ【何を…する気だ……】
『
―ピカーンッ
歪んだ空間から溢れた光。
そこからは大きな光の塊が、3つ…降りてきた。
『『『グルルルル…』』』
その神々しいまでに威厳あふれる姿は…そう…
『神竜4柱！ここに!!』
圧巻だった。
クロより少し小さいながらも、4体の竜が降りたった光景は、世界の始まりか…はたまた終わり。
プロテ『我は大地と再生を司る。
ネイティブドラゴンが1柱。
地幻竜プロテグリード』
フレク『我は火と破壊を司る。
ネイティブドラゴンが1柱ッ
火幻竜フレクザィード』
アクナ『我は水と変化を司る。
ネイティブドラゴンが1柱…
水幻竜アクナビート』
『そしてわらわが、風と永遠を司る。
ネイティブドラゴンが1柱！
風幻竜セルザウィードじゃ!!』
4柱の神竜は怒涛の攻撃を放つ。
まるで神々の戦いの再現…
そんな光景に人々は、なす術など無かった。
クロは神竜の攻撃を一身に受け、その大きな体を地に倒した。
勝ったのだ…
緑谷「ぁ…A!!」
次々に駆け寄ってくるクラスメイトや恩師。
仲間に囲まれた涼風は、血を流しながらも尚…
至極幸せそうだった。
プロテ『良い仲間を持ったな、A』
『本当じゃよ…感謝してもしきれんわい…
じゃが、まさか来てくれるなんてのぅ』グスッ
アクナ『当たり前だ、仲間なんだから』
『仲間？』
フレク『本当に存在するわけが無い我らも、
確かにAと共にあった。だからだ』
プロテ『そろそろ帰らねばな…』
段々と透け始める3柱の神竜達。
アクナ『先に行って待っている』
『『『また後でな』』』
再び現れたヘブンズゲート。
神竜達は光に溶け込み消えて行った。
戦いは終わったのに、クラスメイトや恩師の顔はどんどん曇っていく。
相澤「あの竜達は確かに�狎茲帽圓辰騰瓩噺世辰討い拭�
……どういう意味だ」
『……………そのまんまの意味じゃよ』
オール「まさか…」
悲しそうに眉を歪ませて笑う涼風に、全てを察した皆は、より一層顔を顰めた。
『ヘブンズゲートへと消えた3柱と共に、
確かにわらわの肉体も消えたのじゃ。
…ここにあるのは、まだ皆といたい。
その思いから生まれた魂…』
�爐�別れじゃ��
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縁儺 - いや好き…元々セルザ好きなのにこんな作品とかア”ア”ア”ァ”ァ”(ルンファク4ルーンプラーナ強すぎワロタ\(^o^)/) (2022年8月24日 19時) (
レス) @page32 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
わんころ - いい作品ですね!楽しく読ませていただいています。気になったのですが、トッリプではなくトリップでは? (2018年9月18日 22時) (レス) id: 3cf4ef08b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たつの | 作成日時：2018年1月13日 20時
