�� ページ21
ショッピ君から連絡が来た。
放課後部活で校外を走っていたら数人の男がウロついてたのを見たって。
しかもかなりガラの悪いやつ。
花音が言ってた奴らかも。
でも私が花音と帰るときには見ないんだよな。
女子1「Aちゃん、なんか浮かない顔してる」
昼ごはんを一緒に食べてた子から声かけられてハッとする。
『ちょっと考え事をねぇ』
女子2「ならこれあげる！
頭動かすときは甘いもの〜」
イチゴラテ？
なにこれうまっ
『ありがとめぅ〜』
「「！」」
何気なくオスマン先輩のモノマネしたらクラスメイトが一斉にこっち向いた。
いや怖いよ。
男子陣「もう一回！！」
女子陣「録音するから！！」
『バカなの！？』
なにそれ恐怖だよ。
オスマン先輩の「めぅ」でも録音させてもらってよね！？
…クラスメイトがチーノと花音化してる気がして冷や汗かいてる今日この頃。
＿ピコンっ
この通知音が平和を全て壊していった。
花音1年教室来て!
Aなに?どうしたの?
花音2組に!はやく!
1年2組って…チーノのクラス？
いや考えてる隙なんてない…急げ！！
・
・
・
『花音ッ』
花音「チーノが…！」
花音の腕には呼吸の浅くなったショッピ君がいた。
急いで駆け寄って教室を見ると。
『なにしてんだテメェら…』
チーノが床に蹲っていた。
shp「止めようとしたけど…無理でしたッ」
『もう大丈夫だよ、大丈夫』
すっと立ち上がり教室に入る。
後輩達の制止の声は無視するしかない。
だって、5人もの男に囲まれたチーノを見て黙ってられるはずがない。
口は切れて血が滲み、腹部は汚れていた。
ずっと蹴ってたのか…？
あぁわかった。
『チーノの腕の傷も全部おまえらか。
外から見えないように、服に隠れる場所だけ傷つけてたんだな』
リーダー格の男がニタリと笑う。
そして取り巻きの男達が一斉にチーノへ攻撃し始めた。
鈍い音とチーノの嗚咽が耳に入った途端、何処かで鎖の千切れる音がした。
ch「やっ……せんぱいッ………みないで！！！」
悲痛な叫びを上げるチーノの顔は涙でぐちゃぐちゃだった。
歪められた目が、こちらを見てくる。
リーダー「ざまぁないな」
『ほざけ』
散らかった机や椅子は障害になんてならない。
一瞬でリーダー格の間合いに入って腹を殴る。
リーダー「かハッ」
『ゆるさない…』
次はお前だ
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たつの(プロフ) - ありがとうございます！夏休み期間は更新し続ける予定です！ (2019年8月6日 19時) (
レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - 更新頑張ってください！！応援しています！ (2019年8月6日 11時) (レス) id: 0634bb892f (このIDを非表示/違反報告)
たつの(プロフ) - すみませんわすれてました…！！ (2019年8月1日 14時) (レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月1日 11時) (レス) id: 1c380357da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たつの | 作成日時：2019年8月1日 10時
