まだセンラSideやで！ ページ8
なんて、何もせえへんけどな。
「皆のとこ行くかぁ……っ！？」
急に袖を掴まれた。
慌ててAを見たら起きてて…
悲しそうな目で見つめてくる。
―ドクンドクン…
どうしよう…え？どうしよう！？
『……行かんどいて…』
絞り出したような掠れた声。
その声に胸がギュッと締め付けられた。
「どうしたん？あっ喉乾いたとか？」
変にドギマギしてる自分に焦って、取り敢えず王道なとこを聞いてみる。
けどAは一層悲しそうにするばかりで…
『…行かんとってよ……』
ギュッと袖を握る力を強くするA。
ほんと…どうしよう。
スマホで誰かにヘルプを出す？
でも状況の説明なんて分からんし……
八方塞がりやん！
……あぁもう！
「どしたん？寂しい？」
『…』こくり
あぁああああ///やばいぃ。
破壊力が半端やない！
「でも戻らへんと、皆心配するし…
一緒に皆のとこ戻る？」
『いや』
いやって！可愛いしか出ん！！
「でも…」
『裕翔…』
へ？ゆうと？
えっえっ誰！？まさかの寝ぼけて！？
「センラやで、裕翔さんやあらへんよ」
頭を撫でてできる限り優しく言っても「裕翔…」と繰り返すばっかり。
まさか彼氏！？
生放送とか駄弁ってた時とか…恥ずかしかったから言えんかっただけで、やっぱ……彼氏があ！！
『会いたいよぉ』
Aはついに泣き出した。
ぽろぽろと涙が頬を伝う。
………どうしよう……どうしようもなく苦しい。
胸が握り潰されてるみたいに、痛い。
「裕翔さんて、誰」
『……』
「…寝ちゃった？」
いつの間にか寝てしまったAに、布団を掛け直して部屋を出る。
皆のとこに戻ってる途中も戻ってからも、モヤモヤした気持ちは収まらんかった。
"裕翔"って誰なん……学校の人？
それともやっぱり彼氏？
そのくらい親密な関係やないと、あんな悲しそうにはせえへんやん。
「明日…聞いてみよ…」
そのまんまは、納得いかへんから。
『センラ…怖いぞ顔が…;』「ちゃんと答えてや」『おぉふ…』→←気遣いの女神:センラSide
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ねる - あ、あの楽しみにしてます！ (2019年1月15日 19時) (
レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
たつの(プロフ) - ありがとうございまーす！ (2018年4月9日 19時) (レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はい。大丈夫です。(*´▽｀*) (2018年4月9日 19時) (レス) id: d1462488f8 (このIDを非表示/違反報告)
たつの(プロフ) - シオンさん» お手数おかけいたしました。貼り付けられました！ありがとうございます。イメ画は作品の方で出してもよろしいでしょうか？ (2018年4月9日 19時) (レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - まあ、文の所長押ししてればコピーの表示出てきますよ。 (2018年4月9日 19時) (レス) id: d1462488f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たつの | 作成日時：2018年2月28日 18時
