風磨くんの恋人

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『いってきまーす』


あっ、風磨くんだ。相変わらずクールっていうか、無愛想っていうか･･･



歩きながらそんなことを考える



ガララｯ
おばさんだ


なんか嫌な予感。



風母「あっ、･･･はぁ。


あっ！Aちゃんおはよう。


これ風磨に渡してもらってもいい？ あの子お弁当忘れてっちゃったのよ！」



ゔぅ、はぅあ！今、心臓を撃たれました。





嫌な予感、的中です
『あぁ･･･、はい。』



風母「よかったぁ！じゃあ、よろしくね！」

あぁ、受け取ってしまった･･･

おばさんのお願いは、、、断れん。




っよし、風磨くんのために、お弁当のために！

人肌脱ぐかぁ！





さっき角を曲がって行ったから走れば何とか追いつくはず･･･！



あと少しで曲がれば…！



ドンｯ！

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