ただ、それだけ【Ryuji,I】 (ページ9)

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私自身、隆二以外の三代目さんと会うのは久しぶり

隆二「緊張してんの？(笑)」

『久しぶりだもん』

隆二「俺と会っても緊張しないじゃん！」

『それとこれは訳が違うじゃん！』

健「いつ見ても相変わらずやな(笑)」

『すみません、うるさくて(笑)』

健「全然ええよ」

隆二以外の人とテーブルを囲んでご飯を食べるのも久しぶり。

細いのに、どこにそんな食欲が出るのか私は知りたい

結構多めに作ったご飯は、

綺麗に全部無くなった

岩「うまかったー！ありがとねAちゃん」

『いいえ、また食べに来てくださいね』

岩「あ、あとね来週かな？

俺と一緒に仕事だよ～」

『え！？私がですか？』

岩「そう！デート設定でカップル特集だって」

『初めて聞いたんですけど、それ』

岩「頑張ろうね？」

『はい！…わぁっ、隆二？』

腕を引っ張られてそのまま後ろに引かれると、

まんまと隆二の腕に収まった。

健「見せつけてくれるね～」

岩「かわいっすね、隆二さん」

隆二「撮影の前の日、うち来てね」

私のお腹に回された腕の力は弱くなることを知らず、

『ちょ、それ以上強くしたら食べたものでてくる！』

隆二「あ、ごめんね？

岩ちゃん、Aに手出さないでね！」

嫉妬すると少し甘える隆二がすごく可愛いかった