ただ、それだけ【Ryuji,I】 (ページ5)

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隆二「はいバンザーイ」

『服は自分で脱げる！てか電気やだ！』

ぽいぽい服を脱いでいく俺に

まだなにも脱いでないA

隆二「もう～、ほらこれでいいでしょ？」

脱衣所の電気を消した

Aが上のシャツを脱いだのを確認できると、

隆二「ストップ」

『なに～』

隆二「これは俺が外すの」

男のロマンてきな？

『っ、///』

隆二「先入ってるからね？」

Aの頭に手を置いて、風呂に入った

『りゅう…？入っていい？』

隆二「おいで？」

体にバスタオルを巻いて恐る恐る入ってきたAを抱きしめる

隆二「こんなのいらないのに(笑)」

全部洗い終わって浴槽に浸かる

気づけばバスタオルはもう巻かれてなくて、

自分の体を隠すように、俺の首に手を回してひっついてくる

隆二「また痩せただろ」

『変わってないよ』

隆二「あんま無理すんなよ」

Aを抱き上げて適当に体を拭いてなにも着せずに寝室に向かった

隆二「ペース早かったら言って…

って言いたいけど、ごめん俺今日無理っぽい」

『ん、大丈夫』

その赤い唇を、塞ぐようにキスをする。

俺と同じ匂いがするAを、

一刻も自分のものにしたくて、

俺らをつなぐ銀の糸が余計に俺を興奮させた