君の隣で (ページ9)

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9 Takanori ページ9

お風呂も入らせてもらって、

用意してもらった隆二さんか恵大さんのスウェット

剛典「今日はありがとうございました。

おやすみなさい」

Aの部屋に行くと、敷布団か1組置かれていた

『剛典ベッド使ってね、私下で寝るから』

って敷布団を敷こうとするAを止める

剛典「お前も俺もこっち。敷布団いらない」

Aのベッドに2人

剛典「今日は手出さないから(笑)」

背中を向けて横になっていたAが、

もぞもぞと動いて向きを変えた

向かい合わせになった俺たち

何もしないと言ったけど、

お風呂上がりでスッピンのこいつはもう抑えが効かなくて、

唇にキスを落とす

舌で首筋をペロッと舐める

鎖骨の辺りに勢いよく吸い付いて咲いた俺の印

『何もしないって言ったじゃん』

剛典「これでも抑えてるから許して」

俺の胸に耳を当てるA

こいつが眠りに落ちそうになった時、

剛典「大事にする。だから、離れんなよ」

さっき恵大さんに言われたことを思い出して、

それを俺に言ってくれたのが嬉しくて、俺の気持ちをちゃんと伝えてみた

もうそろそろ起きるか…と思ってると

俺の口に触れたAの唇

剛典「…寝込み襲うとか、Aちゃんやらしい」

俺が目を覚ましたことに驚いてるその様子が面白い

『起きてたの！？』

剛典「Aちゃんのチューで起きた」

『おはよ。』

剛典「ん、おはよ」

好きな人と一緒に迎える朝はすごく気持ちよかった