同じ枝に育った愛

074 HIROOMI ページ13

仕事が早く終わって、


同じ場所で、同じ時間に終わった健二郎君と一緒に家に帰る


直己さんと隆二は今日は現場が違うからもういるかもしれないし、後から来るかもしれない


けど、Aからなんも連絡なかったからまだ来てないんだろう


マネージャーに言って、大量のビール等を買って家に帰ると、


『お帰り。』


って、Aが出迎えてくれる



そう。やっぱりこれがないとね


『健二郎君、こんばんは。どうぞ』



臣「直己さんたち多分もうすぐ来ると思う」


いつも俺たちが使う食事用のテーブルに流石にみんなで食べるご飯は乗らないから、


ソファーが置いてある方のテーブルにAが作ってくれた料理を運ぶ



テレビつけて、3人であーだこーだ言ってると、


机に置いてた俺のスマホが着信を知らせる


隆二から着いたって連絡が来て、オートロックを解除して直己さんと隆二が揃った


隆二「なんかAちゃん久しぶりじゃない？」



『でも一カ月くらいじゃない？』



健二郎「大人の一カ月って久しぶりに入らんよな」



隆二「仕事の人としか会わないもんね」


臣「隆二と健ちゃんは会ってるけど、
直己さんとはどれくらい会ってない？」



直己「ツアー来てくれた時から会ってないよね？」


健二郎「嘘やん！？4ヶ月も前やで」


『直己さんもですけど、ELLYさんと岩田君もツアーのときが最後かな？』


隆二「えー、ダメじゃん！
もっと俺らと交流しないと！」


直己「臣が嫌なんじゃない？」



そう。俺ね嫌なの


メンバーならいいんだけどさ、スタッフとかいるから



臣「会うときは俺ん家な。」


健二郎「臣ちゃんかわえぇな。」


そう言ってくるから、隣にいた健ちゃんの足を一蹴りしてやった

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