同じ枝に育った愛

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テレビで毎日三代目の曲が流れて、


ニュースを見れば三代目の曲がどうのこうのと流れている。


それと映画出演と関係しているのか、


臣はよくテレビに呼ばれるようになった



たまたま見ていた水曜日の夜


健二郎君と一緒にテレビ出演をしていたのをたまたま見ていた


このあと、何が起こるかも知らずにね…？





臣「ただいま」


と臣が帰ってきたのはその番組が終わってから。


臣「A？」


あんなことで怒る私も私だけど。


許せなかったんだもん。


臣「いるなら返事してよ、」


『ん。』


臣「ただいま。」


『…お帰り。』


もう今は臣を見てるだけで嫌になる。


そうやって、どんどんカッコよくなっていくんでしょ？


私ばっかり置いて行かれるんでしょ？


臣「A？」


『…ぃ…』


臣「え？」


『嫌い！嫌い！大っ嫌い！！』


臣「ちょっと待って、なんのこと？
嫌われるようなことした？したなら謝るから。」



ソファーに置いてあるクッションを臣に投げつけると、私は部屋に閉じこもった



別に、臣の慌てる顔が見たかったわけじゃない。


でも、私以外の人にあんなに照れた顔したのが許せなかっただけ


ずっと一緒にるのに、私、臣のことあんな顔させたことない…


臣「A、開けろ。
まじで俺分かんないから。」



ドア越しに響く臣の声は少しだけ怒っていた

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