物語が9話 ページ9
五大国の女性達は大忙し
年越しの料理や着物作りをするから
男性達が近付こうならば
女性達が恐ろしい為、絶対に邪魔をしない
「A様、これはどちらに」『彼方ですよ』
「A様、お味の確認を」『…丁度良いですよ』
「A様…どうしましょう……白点が…」
『分かりました、男性陣に協力を』
慌てず対処し続けながら白点とも戦う凄腕
だが戦闘時間が短いので早めに終わらせる
そんでもって終われば女性達の元へ
男性陣は飛んできた宝石のお手入れ
近付けない分細かい作業をするのだ
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□1月1日/千手家屋敷□
影達が集まり会談
とは言っても食事会の様なもの
会談中、側近達は台所でつまんでる
※まだ三人しか集まってない※
長十郎
「A様は式神を務めて何年になるんです?」
『主はんが8つの時ですから
四十年近くは務めていますよ(笑)』
シー
「それにしては
変わらずのお美しさですね」
『クスクス♪美しいかは分かりませんが
不老不死はそういう者ですから』
ピクッと毛先が動いて察したA
箸を置いて座敷に向かった
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襖を開けて柱間の元へ
柱間
「Aか!どうしたぞ」
『土影様と風影様がご到着されました
お通ししますが宜しいでしょうか』
柱間
「大丈夫ぞ!それと____を頼む!」
『はい、かしこまりました』
門の前に行って二人を迎える
席に案内してから頼まれた物を持ってきた
それは焼酎と冷酒
酒好きの二人にとっては最高だろう
オオノキ
「A殿、共に飲まないか?」
『お気持ちはありがたくお受け取りします
ですが飲んでしまっては守れませんので』
[失礼します]と言い残して座敷をあとにした
(良い式神を持ちましたな、火影殿)
(そうぞ!Aは自慢の式神ぞ!)
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作者名:百鬼夜行破壊 | 作者ホームページ:http://said
作成日時:2019年8月14日 12時