Naruto創設期別物語 (ページ4)

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物語が４話ページ4

＜主様、主はん、弟はん方、日頃のお礼です
　良かったらお食べになってください＞

書き置きがあり、その下には四角い箱が
中身を見ると15個のチョコレートがあった

そして書き置きには続きが

＜私は素直になれない為、
　遠回しにしか出来なく
　感情を表に出す事が苦手なので
　これでお許しください。＞

食べてみるとほろ苦い味だった
その後、別々に手紙と贈り物を置いて

コッソリ天井裏から覗くことに

スー

と障子を開けて重そうな薙刀を置き
枕元を見て近寄り、クスッと笑って眠った

寝顔はとても美しい笑顔
確認して自室に戻り、眠った

するとAは狸寝入りを止めて
手紙を読み始めた

＜A、あれはとても旨かった
　これは何時も世話になってる礼だ
　これからも宜しく頼む千手仏間＞

＜Aよ、今日のはとても美味かった
　俺はセンスが無いからな、許してくれ
　頼り無い主だが宜しく頼むぞ千手柱間＞

＜A、何時もすまないな
　礼と言ってはなんだが使ってくれ
　あの菓子は美味かった千手扉間＞

＜Aさん、あれは凄く美味しかったよ
　僕は少し苦いなぁって感じたけど
　お礼にあげます、使ってね千手瓦間＞

＜Aさん、今日はありがとう
　ちょっと苦くて涙目になっちゃったけど
　これからはこれを使ってね千手板間＞

仏間からの贈り物は簪(かんざし)
柱間からの贈り物は櫛(くし)
扉間からの贈り物は扇子(せんす)
瓦間からの贈り物は栞(しおり)
板間からの贈り物は包丁(ほうちょう)

Aは軽く涙を流して
狸寝入りではなく、本当に寝始めた

それからは貰い物を毎日使う様になったみたい