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ゼブラの女が１１人 包丁を抜いた編 ページ11
トリコ
「ﾊｯ…ﾊｯ…」
『ゼブラ、トリコが疲れてる』
息が上がってきてるトリコに対し
Aは顔色1つ変えない
ゼブラ
「なんだぁ、へばってんのか？」
トリコ
「ンなわけねぇだろ、そういうお前こそ
ペース落ちてんじゃねぇのか？
それとも、Aの歩幅に合わせてんのか？」
ゼブラ
「違ぇよ、お前のペースに合わせてんだよ」
トリコ
「別に俺に合わせる必要ねぇぞ」
ゼブラ
「じゃあ、ダッシュで行こうか？」
トリコ
「ご自由に」
二人が言い合ってるとき
Aの足が止まった
トリコ
「やっぱり早ぇんじゃねぇのか？
疲れてんだろ」
『そんなことはないよ
ただ、いい食材があったと思って』
視線の先にはピンクの花
ザザザｯ！と移動し始めた
トリコ
「あれは……サンドフラワーフィッシュ！」
フォークの構えを取るトリコだったが
【千枚おろし】
ゼブラの女が１２人 彼女の包丁編→←ゼブラの女が１０人 蜃気楼の中を歩く編
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作者名：百鬼夜行破壊 | 作者ホームページ：http://said
作成日時：2023年9月28日 13時
