検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:162,517 hit

52 ページ3

水無怜奈の件が終わり、私はスコッチに電話して
歩いて帰っていた。

けれど、いつからなのか全く気が付かなかったが
尾行されていることに気がついた。

私が止まると気配がなくなり、また歩き出すと気が付かれないように付いてくる。確実に同業者だ

私は覚悟を決め走り出した。

どうやら、まだあとを付いてきているようだ。

近くの雑居ビルに入り、屋上まで駆け上がる。
そして、追いかけてくる人物を待ち伏せするため、銃を用意し、物陰に隠れた。

なるべく気配を消し、待機をしていると
階段を上がる音が聞こえ、ドアが開かれる。

その人物は屋上の端まで歩いていく。

私は背後をとり、銃を突きつけた。

「さっきから私を付けていたみたいだけど、何のようかしら?答えなければ撃つわよ?」

「俺としたことが、背後をとられるとはな。流石ミモザだ」

「.....ライ?」

「ご名答。付けていたことはすまなかった。君とジンらが一緒にいるところを見たものでね、気になって付けてみたというわけだ。」

「はぁ...、なんだ。暗くて全然見えなかったから、敵に付けられているのかと思ったわ。」

「これで安心できただろ?ところで、君はスコッチと付き合っているのかい?」

「突然なに?私とスコッチが付き合っているなんて、どうしてそう思うの?」

「君を付けている際に、電話の録音が聞こえたんだ。あれはスコッチの声で間違いない。そして、君は親しそうに彼に電話をかけていた」

「それだけで付き合っているなんで、断定するのはおかしいわ。ただの任務での電話よ。」

「君とスコッチが付き合っていようが、俺には関係ない。ただ、こちらには支障を与えるなよ」

「そんなこと...わかってるわよ。それに付き合ってなんかないわ。だって彼は...。なんでもない。今の忘れて」

〜〜♪
すると、電話が鳴った。
けれど、私ではなくライの携帯のようだ。

彼は電話に出て話し出した。

私はこれ以上話を深堀されたくなかったため、ビルから出ようと立ち去ろうとした時だった

「ミモザ」
と、呼ばれ振り向くと

腕を掴まれ、ビルから連れ出された。

そして、ライはそのまま私の腕を引き、電話をしながら歩き出した。

「ちょっと、突然なに!?」

「行けばわかる。ついてこい」

彼はそれだけいい、どこかへ向かっていた。

「わけわからない」

「.....見えた。切るぞ」
彼はそう言うと電話をきり、私を掴んでいた腕を離した。

「連れてきた理由は何?」

とライを問いただした時だ

53→←51bourbon side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
318人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 黒の組織 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

iwa(プロフ) - お話惹かれてます。でも、あー救済じゃないのが切ないです。読みふけってますが救済ルートもほしい。 (2019年11月28日 16時) (レス) id: d46b647962 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子 - お話大好きです!!好きすぎて夜中まで起きてずっと読んでました!忙しいとは思いますが、お話の続き楽しみに待っています〜! (2019年1月5日 11時) (レス) id: 895cf97eb9 (このIDを非表示/違反報告)
rrrr(プロフ) - 早く続きが見たいです! (2018年9月4日 19時) (レス) id: 4886ac9ef5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アプリコット | 作成日時:2018年8月3日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。