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「はい姫様!!!」


『行ってらっしゃい!』


「行って参ります!!」





行っちゃった。ってか、もう晩御飯の準備なんだ。誰かとゆっくり話すなんて久しぶりだな〜。凛玲も昨日までやることが溜まってて忙しかったらしいし。



たまには歩かないとね。あたしが歩いて厨房や広間に行ったらきっとみんなびっくりするわ。そうだわ、そうしたら良いわ!!


いつもは部屋にご飯を持ってきてもらってるから今日は広間へ行って皆んなでご飯を食べましょうっと!!!!あぁ〜久しぶりだわこんなにわくわくするのは!!


『よっこいっ、おっとっと、とー。』


ふぅ、第一難関突破!腕ってすごいわね。広げたらバランスがとれたわ。


『あっ、ちょっと、やばいかも、、、』


目眩が、、、、貧血?あぁ、貧血だったわ(((

ふらふらする、、、。頭がぐわんぐわんして、、、、。目の前が真っ暗になって、、、、。


『ハッ!!!』


良かった。倒れてなかった。急いで広間に向かわないと

もう少し、あと少しで、

『つ、ついたぁ!』

「姫様、、、?姫様!?」

「嘘!?姫様が!?」

「姫様!!歩けるようになられたんですね(ぐずくず)」

『心配かけてごめんね。今日は調子が良かったから。たまには歩こうかなって。また外に出たいし』

「姫様!!!お元気そうでなによりです!!!」

『ばあや!!居たのね!!いつもは彼女達がご飯を運んでくれるけど今日はあたしが来たよ!!』

「ばあやは、ばあやは嬉しいです、、、」

『なんだかばあやと話すのも久しい感じがするなあ』

「姫様!!!夕飯の支度ができましたぞ!!」

『本当!?はやく食べようよ!!』

「姫様!!!自分からご飯を好むようになるなんて!」

「わたくしども感動しております!!!!」グスグス

『やったー!!!ご飯!!!、、、、。』

「どうなさいました姫様?」

「私どもに構わず温かいうちに召し上がってください」

『、、、、皆んなで食べよう?』

「「「ズッキューン!!!♡♡♡」」」

「姫様ぁぁぁぁぁ!!!!」

「一緒に召し上がります!!!ぜひご一緒させてください!!!!」

「今すぐ人数分用意します!!!!」



『じゃあ、皆んなで!』

「「『いただきまーす!!」」』

「姫様、無理なさらず食べれるところまでで大丈夫ですからね?」

『うん。ありがとう』









『ふぅー。ご馳走さま』

「姫様!!本日は粥を5口も食べられましたね!!凄いですよ!!」

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作者名:アオイ | 作成日時:2022年6月26日 8時

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