ゾルディック家の完璧娘暗殺教室に参ります (ページ8)

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お土産の時間お菓子編ページ8

初めて来た場所に私はあまり慣れていずアマネが迎えに来ている場所に迷ってしまった

レースがフリフリの可愛らしい洋服が並ぶショウインドー

兎の人形やピンクのレターセットが並ぶ雑貨屋さん

パンケーキの甘い匂いを出しているお洒落なカフェ

ジャポンは凄いなと思いながらふと思い出した...朝、キルにお菓子を買ってこいよとお願いされたなと余り買う気はしなかったが、いい機会と思いながら近くのコンビニに入っていった

店員「いらっしゃいませー」

『あの....少しいいですか？』

店員「どうなされましたか？」

『チョコロボくんの宇治抹茶味って有りますか？』

店員「はい！少々お待ちください」

店員「お待たせしましたお会計なさりますか？」

『お願いします』

1箱で足りるだろうか、など考えている間直ぐに会計が終わり店を出て少し歩いていると、薄ピンクの可愛い猫の人形が目に止まったあの子(アルカ)に似ていたからだ
アルカは7年前に地下に幽閉されている私の妹、お父様やお母様、イルお兄様は家族じゃないと言うが私にとってはとても可愛い妹だ

”アルカにお土産を買っていこう”あの子ならきっと喜んでくれる
私は唯一アルカの部屋に行く事をお父様に許された
何故かは知らないけどアルカの部屋に続く通路のパスワードを教えて貰っているから人形を買ってもアルカに渡せる

人形を近くで見るとますますアルカに見える、薄ピンクのふわふわとした毛、サファイアの綺麗な瞳、薄緑の首輪

早くアルカにこの人形をあげたくて足を速めた