鬼殺隊七不思議七番目 ２

高らかにっ ページ45

話している内に涙が一人でに溢れてきて
とまだなく溢れた。
此処は風がひゅうひゅうと強めに吹いているので
泣いた後の、腫れぼったい目の縁がヒリヒリとする


急に目蓋が重く感じて目蓋が閉じ気味になる

そして、ぼんやりと頭で考える
"死んだら何処は行くのだろう。"と

畜生、私は無宗教なもので。
天国だの地獄だの深くは考えたことはないが

"時の呼吸の初代とあってみたいな"と思う
同じ逆行者として話が合うかもしれないし
なんで逆行したのか理由も分かるかもしれない




……だめだ睡魔のせいで全く脳が動かない
今寝たらもう目覚めることはないだろう。



けれども今回ばかりは本能に従うことにした。 ______________________________________



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NO side

"カヒューカヒュー"と蚊の息ぐらいに小さな
息がこの場に木霊する。

その発生源である少女は眠たそうに目蓋を上下させている否、眠いのだろう。


少女は覚悟を決めたように顔を整え、笑顔を作ったとと思ったら自分を嘲笑うように声高らかに言い放った


「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」



その言葉に誰もが驚き、目を開いたと思ったら
次の瞬間全員が嬉しそうに笑った

皆を代表するかのように少女の前に髪飾りの少年が
立つ

「皮肉なんて言わないでくださいよ。それが貴方の生き方であり、一番良い選択肢だったんですから。
それと強欲だなんて言ってますけど、それは
俺たちがAさんの人生を彩り後悔するほどに楽しかったって事ですよね。嬉しいです。
正直言って強欲なのは俺の方ですよ。
大丈夫。絶対に貴方と同じ時間を過ごしてみせます
だから、今だけは少しだけ眠っていて下さい。
この中の誰かが絶対に見つけ出してみせますから」

少女は先ほどの少年たちのように目を見開くと
嬉しそうに口角をあげ深く頷き






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ゆっくりと目蓋をとじた

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