鬼殺隊七不思議七番目 ２

覚悟を決めたもので ページ26

悲鳴嶼side

もう一度言う。歳も余りいっていない少女が
協力を促す為に土下座をしたのだ

目では見えていないがそんな気配がする
目が見えていたら多分目の前には綺麗に土下座した
時守が居るのだろう


何でそこまでするんだ。何がお前をそこまで急かす？
俺たちがそんなに薄情に見えるのか？
この場に居る者全員時守が言うことなら
どんな馬鹿げた事だってやり遂げる硬い意志を持って
いるんだぞ。

この際、お前が何故知っているのかなんて関係ない

『協力するに決まっているだろう』

気づいたら声に出ていた
"なぁお前たちもそうだろう？"という思いを込めて
他の柱へ威圧をかける。すると一秒もたたない間に


「協力するという道しか残っていないだろう！」

「Aの言うことですもの。協力するに

決まっています」

と、協力する意思を持った言葉が飛び交った


なぁ時守。お前が思っているよりお前は愛されて
いるんだ。だから早くと愛されている事に
気づいてくれ。

______
____________

______ということです。』

所々要約してお館様に伝えた

「全く。Aには助けられてばかりだね」

おっしゃるその通りだ。時守には助けてもらって
ばかりだ。逆に支える隙が欲しいことだ。

「というか。Aが言う無限城への道がもう
開いているのかい？」


『はい。現在私と宇髄を抜かした柱全員で
無限城にて戦闘中になります』

「なんだと！？もう戦っているのかい！？
指揮は誰が！？」

『時守が事前に伝えてくれた陣形で応戦しています』

「本当にAは……」

お館様は少し考える姿勢を見せると

急にパチンと自らの両頬を叩いた

『お館様！？なn』

「行冥！！」

『はい！」

いきなり声をあげられた。反射で返事する声が
裏返った。お館様がこんなに声を張り上げるなんて

「今、行冥が居るべき場所は何処だい？」

『お館様のおとなr』

「違う！無限城だ！！」

答える途中で遮られた

『けれどもそうしますとお館様g』

「たかだか私一人の命を守る為に鬼舞辻無惨を
倒す確率が低くなるなどあってはいけない！
所詮私は一度ｲﾋぬつもりだった身。生かしたくれた
のは皆んなだ。少しでも皆んなの力にならなければ
ならない！そうだろう行冥。



これより！私が鬼殺隊の総指揮をとる！！
行冥！天元！無限城への応戦を頼む！！」

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