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そうだ、コネシマさんの言う通り
俺自身、数えきれないほどの人間を容赦なく殺してきた
その罪が消えることは無いし、これから先も背負い続けなければいけない
「あのお友達に影響されたんか？ずいぶん仲良さそうやったもんなぁ」
ゾムとシャオロンやっけ、と呟くコネシマさん
「なんで、それを知って…」
「なんでやろなぁ。…外の世界で会おう、は腹抱えて笑ったわ。…出れるわけないやんな」
「出る予定でした……、それをコネシマさんが…！」
「おん殺したで。水に沈めて殺した。二人とも、最後まで出れるって信じてもがいとったけどな…最後には絶望しながら死んでったわ。あの表情はかくべつ…」
ひゅっ、と音がして目の前のコネシマさんの顔が歪む
何拍か遅れて、自分が殴ったのだと理解した
「……いかんなぁショッピ君。そんなことしたら、痛いやろ」
ガン、と頭に強い衝撃を受け勢いよく地面に倒れる
銃で殴られた、と理解するのにもかなりの時間を要してしまった
「…っ、なんでそんなことができるんですか…！ゾムさんもシャオロンさんもAさんも…なんで、俺の大切な人を…」
「お前の大切な人なんか知らんわ。…そんなこと、どうだってええんやもん」
銃口を俺の頭に合わせ、引き金に手をかけるコネシマさん
…あぁ、これでおしまいなんだ。
結局なにもできなくて、変えられないまま終わるのか
…もういいや、誰もいない世界で生きていくほうが辛い
自分だけ生き残ってしまうのなら、もういっそ殺してくれたほうがいい
そのほうが、楽になれる
そう思って目を閉じたのに、予想していた痛みはいつになっても襲ってこない
それどころか、コネシマさんの声も聞こえない
流石に変だと思い、ゆっくりと目を開いた
「……え、鬱…さん、？」
コネシマさんに頭を撃ち抜かれ、殺されたはずの鬱さん
何故かその鬱さんが起き上がり__コネシマさんに襲い掛かっていた
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かなで(プロフ) - こういう胸糞悪い話大好きなんです。めったに見たいので、とても面白かったです！ (2020年8月14日 19時) (
レス) id: 16beea5def (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - 桜華さん» ありがとうございます！そういう感情にさせるのが目的（?）だったので嬉しいです！！ (2020年5月7日 21時) (レス) id: b323697e9b (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - 1さん» ありがとうございます！！ (2020年5月7日 21時) (レス) id: b323697e9b (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - 外ピさん» 辛かったですか、ありがとうございました！wこちらこそ、最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2020年5月7日 21時) (レス) id: b323697e9b (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - モブＡさん» ありがとうございます！そう言っていただき嬉しいです、ありがとうございました！！ (2020年5月7日 21時) (レス) id: b323697e9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音羽リン
| 作成日時：2020年4月20日 13時
