4、通せんぼする子供達 ページ8
遠目からじゃ何かわからない
そこで、私が取り出したのは双眼鏡
松「何がいるー？」
見えたのは、道いっぱいに横一列になっている子ども達
まるで通せんぼしているみたい
ん？通せんぼ？？
どこかで聞いたような……あ、あれだ
『待って、大変………』
松「何がいた…………って、顔真っ青だぞ！！」
『いや、でもなんで。夜じゃないの？？あ、今ギリ夜か←……なんでこんな場所に』
後ろで何か言っている松に、双眼鏡を渡して前方にいる子供たちを見せた
松「なぁ、あれはなんだ………」
あまり霊感がない松でも危機を感じたのか、顔を真っ青にしている
『あと少しなのに断片しか思い出せない………』
夜………道いっぱいの子供たち………道………事故……
『あ、思い出した！！』
松「なんだ？」
『通せんぼする子供達だ……』
入「なんでこんな時間に子供がいるんだ？」
溝「とにかく当たると危ないので止めますね」
それを思い出した頃にはもうすぐそこまで迫っていて、溝口くんが車を止めようとしていた
『ダメ！！溝口くん車を止めちゃダメ！！』
その声に驚いて寝ていた人達が起きて「なんだなんだ」と騒ぎ始めた
岩「Aいきなり叫んでどうした」
溝「止めなきゃこのまま、あの子供たちを引くことになるんだぞ！？」
『絶対に止まってはダメです！！そのまま通り抜けて下さい！訳は後で説明します』
もう目前まで迫ってきていた
溝口くんが止めるか、私の言葉を信じて突き進むかによって今後が変わる
溝「…………分かった。白銀を信じるわ」
烏野の方からは「嘘……」「青城は何を考えてるの」「あの子たちが………」「止まって」など、いろいろ聞こえた
バスに当たる前の子供たちがギリギリまだ見える位置の時、子供たちの顔が見えた
『……ｯ』
その瞬間、バスと子供たちが接触した
・
・
・
かのように思えたが、振動も何も無かった
「きゃぁぁぁ」
武「子供たちは無事なんですか！？」
烏「なんで止めなかったんだ！！」
烏野はまだなにも気づいていない
恐らく異様な事態に、冷静に判断出来ていないんだろう
青城は顔を青くしているものがほとんどだった
『溝口くん、私が確認してきます。絶対に他の人を外に出さないでください』
溝「分かった、絶対に戻ってこいよ」
『はい』
子供たちが立っていた場所を確認してみたが、血痕や“生きている子供”1人も見つからなかった
バスへ戻ろうと引き返した時…
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クローバー - 続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月27日 20時) (
レス) @page32 id: 61879f4751 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇるまー - いくつか誤字があるのが気になります。どうゆうではなくどういうです (2022年2月22日 22時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - あー、、、、猿夢、、、、マジ勘弁、、、でもこの作品最高です！ (2021年10月16日 20時) (レス) @page32 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 八尺様あああああああああああああああああああ、、、、マジ無理怖いてぎゃあああああああああああ！！！！ボボボとかポポポポポとかいうやつううううううううう！！ (2021年10月16日 19時) (レス) @page18 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
みーか - 続きがみたいです！とても面白いので (2021年4月30日 23時) (レス) id: 6910d4754c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年9月7日 18時
