morning routine 5 ページ6
in9区アジト サツキside
チュンチュンチュン
黄「………、」
窓の外で小鳥が囀っている。相変わらず綺麗で、とても耳に残る声だ。
黄「もう朝か……」
カーテンを開けて、木に止まり囀っていた小鳥を見つける。目が合うとバタバタと飛んでいってしまった。
黄「そんなに逃げなくてもいいのに」
とって食べやしないのにな。そんなことを考えながらキッチンに向かう。何か飲み物は残ってたっけ?
黄「……喉渇いた」
キッチンの冷蔵庫を開けると、牛乳と蜂蜜があるのが目に付く。よし、ホットミルクを作ろう。蜂蜜も入れて。
黄「らーららー♪」
歌詞は知らないけど、よく聞くメロディをくちずさみながら、牛乳を温める準備をする。メンバーにはよく歌上手いって言われるんだよね。もしかしたら歌手とかなれたのかな、なんてね。……あれ?鍋がない。
黄「、、、電子レンジでいっか」
カップに牛乳を注いで電子レンジにin☆何分くらいかな、3分くらい?
黄「その間に、蜂蜜を出して〜」
この蜂蜜誰が買ったんだろ。確実にコタロウではないよね。コタロウ蜂蜜苦手って言ってたし。
ピーピー
黄「あれ、もう3分経ったのか」
電子レンジの扉を開ける。と、牛乳が溢れてた。電子レンジの床びしょびしょ。………え?
黄「え、?え!?なんで!?あ、ラップしてなかったから!?」
パニックを起こしながら、慌ててタオルを取りに行く。電子レンジを拭いて気付いた。結構こぼれてる。その後タオルは洗濯機に突っ込んだ。
黄「はぁ〜、朝から疲れる……。これに蜂蜜入れて、完成、と。」
少なくなったけど、まぁいいか。作りたてのホットミルクをそのままキッチンで飲む。
黄「んー、美味しい……」
蜂蜜がいい感じに甘くて、牛乳は温かくって……。蜂蜜は喉にもいいって聞くしね!今度メンバーにも作ってあげようかな。
黄「それはそうとして、もう一眠りしようかな」
飲み終わったカップをシンクで洗いながら、欠伸をする。眠気が戻ってきたみたい。うん、寝よ。
部屋に戻って、布団に潜り込む。ちょうどいい温かさに目を瞑ると、スっと睡魔に襲われた。
僕のmorningroutineどうかな?ちなみに二度寝した後、2時間後くらいにまた小鳥さんに起こされちゃった。
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作者名:珠乃 | 作成日時:2021年5月4日 19時