9bicのほのぼのマフィアパロ (ページ3)

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morning routine 2 ページ3

in9区アジトコタロウside

ピピピピピ

桃｢んぅ？んん……｣

ごそごそと布団から手だけ出してスマホのアラームを止める。本音を言えば二度寝したい。それからちょっと時間を置いて、起きる覚悟を決める。

桃｢んんー！！｣

布団を跳ね飛ばすと、起き上がってカーテンを開ける。

桃｢眩しっ！いい天気じゃん｣

スマホを手に取って時間を見る。マフィアの朝は遅い。表示された時間は午前9時。これでも区では早い方なんだよ。

桃｢さーて、やるかぁー｣

跳ね飛ばした布団を綺麗に畳んでから、日課のストレッチを始める。柔らかいに越したことは無いからね。

桃｢んー、もういいかな｣

ストレッチも飽きたから、洗面所で顔を洗うことにした。朝洗う時は、水！目ぇ覚めるからね！

ふかふかのタオルで顔を拭いたら、次は朝ごはん！キッチンに共通の冷蔵庫があるんだけど、名前書いてないとたまに食べられちゃうんだよね。名前書いてても食べられることもあるけど。

桃｢朝ごはーん♪朝ごはんはー♪パン！｣

買っておいたパンはちゃんと残ってた。でもなんか減ってるような……？？気のせいかな。オレンジジュースもコップに入れて。

桃｢ふんふんふーん♪いただきます！｣

朝は大抵1人でごはん。ちょっと寂しい。とか言ったらこの前キヨハルに

紫｢子供か｣

って言われた。子供でいいんですー。別にいいんですー。

桃｢ごちそうさまでした｣

シンクにお皿を置いて、洗う。自分の物は自分で洗う！しばらくリビングでメンバーが起きてくるのを待つ。

緑｢おはよぉー｣
桃｢あ、ミナト、おはよう｣
緑｢コタロウのパン貰っていい？｣
桃｢いいよー、ミナトのアイス貰うからー｣
緑｢えぇ……、まぁええか｣

可愛い可愛いパジャマを着たミナトがリビングに入ってくる。いつも思うけど、どこでそんなモコモコのパジャマ買ってるの？

桃｢皆まだかなぁ｣
緑｢リョウガはさっき見た。もうそろそろ来るはず｣
桃｢今日もボス起こしに行くのかぁ。ミナトも来る？｣
緑｢嫌や。寝起きのボス超怖いもん｣

慣れたらそんなに怖くないんだけどなぁ。いや、寝起きの第一声はめちゃめちゃ怖いけどね。勢いで押し切るのが大切。ミナトと会話しながら、そんなことを考えていた。

僕のmorningroutine、どうだった？っていうか、冷蔵庫の僕のパンやっぱり減ってた！誰ですか！？