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同窓会の日。そして、昇格試験の前日。
｢ありがとうございました〜！｣
最後の接客が終わり、入口でお客さんを見送っていると、
『すいません！』
と声をかけられる。
声の方を見ると
｢…やまとじゃん。どうしたの？｣
息を切らして、こちらへ走ってきたのは、やまと。
やま｢…っへ？！あ、A？！｣
あ、そっか、あたしイメチェンしたんだった。
｢あーごめん、結構がっつりイメチェンしたんだよね。誰かわからなかった？｣
やま｢いやまじめちゃくちゃ可愛い子いると思ったら、またAだったわ。なんだよもう俺と付き合う？｣
｢遠慮しとく。んで何、なんか用事あったんじゃないの？｣
やま｢スルースキルがえぐいなほんと｣
はぁ、と息を整えるやまと。
やま｢この後用事あんの？｣
｢え、あたし？用事はまああるけどないっていうか…｣
どういう意味？と眉間に皺を寄せるやまと。
と、
『Aちゃんお店閉めるよー…て、あれ、やまとくん、だっけ？』
先輩が店の奥から出てきた。
やま｢あ、こんばんは。先日はありがとうございました。おかげさまで雑誌、めちゃくちゃ売れてます｣
ええー嬉しい〜と喜ぶ先輩。
やま｢…あ、で、あの。Aってもう、仕事終わりました？｣
『あ、うんもうお店閉めるから、片付けしたら終わりだよ。え、用事あるの？あるなら全然もうあがってもらって大丈夫だよ？』
先輩が気を使ってそう答えてくれる。
先輩には、今日ほんとは同窓会があることは、伝えてなかった。
やま｢同窓会、行こうぜ。俺送るから｣
『っえ？同窓会？！そんな大事な予定あるのにシフト入ってくれてたの？いいよもうあがりなあがりな！』
｢あ、いえ、明日の試験のために、練習したくて…｣
『何言ってんの。今まで毎日夜遅くまで練習してきてるんだから。今日くらい、息抜きしてきなさい。大丈夫。Aちゃんの技術なら、合格できるから！ね？』
『それに』
『…�猯磴了勠瓩縫ぅ瓮船Д鵑靴浸僉�披露するチャンスでしょ？』
やま｢例の子？｣
｢せせせ先輩…っ｣
半強制的に仕事を終わらせられ(？)、やまとの車に乗り込む。
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みい(プロフ) - 柚-yuzu-さん» コメントありがとうございます！既に何話か書いているのですぐには難しいかもしれませんが、あっちゃんたくさん出せるように頑張ります！ (2022年10月19日 22時) (
レス) id: c03ab64b2c (このIDを非表示/違反報告)
柚-yuzu-(プロフ) - 更新楽しみにしています！あっちゃんたくさん出てくると嬉しいです (2022年10月19日 15時) (レス) @page36 id: c29595c7bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴかち | 作成日時：2022年10月15日 13時
