合流 ページ16
Shota side.
キャンプ場までの帰り道で俺達はすっかり
葵衣と打ち解けた気がする。
葵衣と談笑してると火起こし班と合流した。
ラウール『あ！みんな帰ってきた！！！』
岩本『てかお前らいつの間に葵衣さんと
仲良くなったのかよ』
向井『ちょっとそれずるいっすよ〜』
深澤『買い出し班はみんな葵衣〜って呼んでるし
タメで話してるよ笑』
阿部『え、いいな、俺らもそうしていい？』
葵衣『いいよ〜』
ラウール『でも僕は葵衣ちゃんって呼んだほうが
しっくりくるから葵衣ちゃんって
呼ぶね！』
葵衣『わかった笑』
こうして俺らの葵衣への呼び方、タメか敬語か問題は
解決された。(そもそも問題と言えるのか)
そしてカレー作りに取りかかった。
スタッフさんが大勢いらっしゃるので
作るの大変だろうってことでスタッフさんも
手伝ってくれてる。
葵衣『痛っ……』
『葵衣、どうした？』
葵衣は包丁で指を怪我して出血していた。
それを見た瞬間に俺の頭痛はたちまちひどくなって
その場に倒れてしまった。
宮舘『翔太…！！！
おい、しっかりしろ…！！』
深澤『どうした？？…って翔太！！！』
騒ぎを聞きつけメンバーが集まってきた。
目黒『葵衣、何があったの？』
葵衣『私が包丁で怪我して血出ちゃって、
それを見た翔太が大丈夫？って声掛けて
くれたんだけど急に倒れちゃって……』
阿部『あ、翔太目覚ました』
岩本『え』
宮舘『翔太、大丈夫か？？』
『俺さ、全部思い出したよ…………。』
宮舘『その話は後で聞く』
涼太は俺に耳打ちでそう言った。
ラウール『思い出した、って…？』
深澤『……何を？』
みんなが疑問に思うのも無理はない。
だって俺は……………………
今、記憶を取り戻したから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
inori(プロフ) - ちなつさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂きすごく嬉しいです！！設定甘々で作者もゆるゆるで更新してるんですが頑張りますね！！ (2020年5月19日 6時) (
レス) id: d779ea4032 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - この作品すごく面白いです！「早く続きが読みたい！」ってなります。これからどんな展開になるのか楽しみにしています。頑張ってください。 (2020年5月18日 23時) (レス) id: 223bd104ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：inori | 作成日時：2020年5月16日 16時
