期待させないで下さい。。。【 名前変換オリジナル 】

＃２３ ページ24

…








それからしばらくたって。








7月中旬。







もう少しで夏休みに入るからか、慌ただしい校内。








まぁ、静かなのよりはましだけどね。







…夏休みと言えば？







プール？部活？お祭り？







それよりももっと重大なこと。







…浅野先生に会いにくい!!







ほんっと最悪ー。
吹奏楽とバスケ部の練習時間が同じ日は会えるけど…







そんな日あるのかなー。







いいもんね。うちのパートのパート練の場所からちょうど、
職員室の浅野先生の席が見えるし。







先生達は部活関係なしに朝から来るだろうし…。







後ろ姿は眺めれるー!!







あんまりそんなことしてると変かな。







「ま、いっか。」







「うんうん、いいんじゃない？」







後ろから声がした。







「だーーれだ。」







目隠しされて、何も見えなくなる。







この声。香り…。







「浅野先生。」







「ぴんぽーーん。大当たりー。商品はバスケ部への入部権でーーす」







そう言って、手を解放する先生。







どんだけ私に入ってほしいの笑







「とりあえず、バスケ部おすすめ!!」







「そんなの、とっくの昔から知ってますよーーだ。」







そんなこと言いながらも、何度も懲りずに勧誘してくる先生に
ドキドキしてる。








…

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