期待させないで下さい。。。【 名前変換オリジナル 】

＃２０ ページ21

…







『お誕生日おめでとうございます。』







浅野先生。私、あなたからのオメデトウをずっと待ってました。







なんで敬語なの。笑 …そうゆーとこも好きだけど。







「っていうか、浅野先生、何で私の誕生日知ってるんですか？」







「え？笑 女バスの３年が、『今日は春田ちゃんのHappy Birthdayー!!』とか言って、昨日騒いでたからー。Aって春田だったよなー？って笑」







あー、もう。騒いでくれたの多分さやかちゃんだ。ありがとうー(* ॑꒳ ॑* )







「とにかく、ありがとうございます!!」







「あー、うん。笑」







私は、理科室を出るとじっとしていられなかった。







だってさ…!!想像してよ!!







好きな人に、祝われなかったなー。って思ってたらさ、
まさかの次の日に言われるんだよ?!







もう、ほんと浅野先生すき。







もちろん、この事は教室に帰ってすぐ亜優に話した。







「良かったじゃんAー!!」







自分のことのように喜んでくれる亜優。







いい友達を持ったなぁ…って、つくづく思う。







「それで!!私は、先生にどうやってお返ししよう!!」







私ばっかり言われっぱなしでもね…。







「じゃあさ！今日の放課後にでも、浅野先生に誕生日聞いてみたら？」







…あ、そっか！今度は私がお祝いしてあげればいい訳ね。







「さっすが亜優〜。ありがと!!」







…







浅野先生におめでとうと言われ。







浅野先生の誕生日を聞けに行けるし。







浅野先生に会いに行く口実もできて…







…







午後の授業は、ニヤけが止まらず、何度も先生に注意を受けてしまいました。w







これも、浅野先生のせいだからね!!w







…

＃２１→←＃１９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す