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急に肌寒くなってカーディガンが欠かせなくなったこの頃
もう秋どころか冬になるんじゃない?
なんて1人で考えながら仕事終わりの電車に揺れる
休みの前の日は何をするのも面倒で最寄り駅で降りた私はコンビニに直行して缶ビールを2缶カゴに投げ入れた
もちろん自分用だ
何もかも面倒臭い金曜の夜
適当にチルドパックに入ったハンバーグとかぼちゃサラダを放り込みレジへ向かった
並んでいる時にチラッと目に入った[おでん始めました]の文字
黄金のだしに浮かぶ具達が美味しそう、、、
ジフンさんと過ごした日からもう1年
季節は四季を超えてしまった
また会いに来るから、そう言っていたのにお互いどんどん忙しくなって結局一回も会えず
おでんいいな、ジフンさんにも食べてもらいたかったな
彼が帰ってからこんな事をよく考えてしまう
次はいつ会えるかなんて分からないのに
「買っちゃった､､､､」
コンビニを出る頃には熱々のおでんの容器が手の中にあった
冷えた風が頬をかすめる夜だけど、手の中のおでんとジフンさんの事を考えてたらなんだか心がポカポカしていた
イヤホンから小さく流れる夜のプレイリスト
都会の夜も怖くないな
何分か歩いてようやく我がアパートが見えてきた
ん?
オートロックの玄関の前に人影がひとつ
暗くて分からないが全身黒っぽい服を着ていてさらに怪しい
怖いな、近くに飲み屋街があるから酔っ払いか?
なるべく音を立てないように、目が合わないように通りすぎようと歩く
が、先程のコンビニの袋が音を立て、その人は顔を上げた
反射的に顔を背けた
その人から強い視線を感じた
「Aや」
「え」
顔を向けて目を凝らすとその人はマスクを下げた
『久しぶり』
その人はくしゃっと笑った
「ジフンさん!」
半年ぶりの再会だった
「え!え!なんで私の家!」
『Aオンマに聞いた。今こっちだって』
聞きたいことが多すぎる、まずいつお母さんと連絡先交換した??
てかなんでここに居るの??その肩にかかった大きな荷物は何?
『色々聞きたいみたいだけど、俺もう20分はここに居るんだよね』
『上がってください！』
浮ついて躓きそうになりながら階段を上がる
日本の歌番組の収録でこちらに来日していた事は知っていたが
まさか今会いに来てくれるとは思ってもいなかった
鍵を開けドアノブに手をかけた手が止まる
「ジフンさん、3分時間を下さい､､」
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ぴの(プロフ) - おーっとすみません！！オリフラついてました！オリジナルじゃないです！！自首します！捕まえないでください！ (9月16日 19時) (
レス) id: d8f7c9c81e (このIDを非表示/違反報告)
非ログの違反警察 - https://uranai.nosv.org/page.php?p=rule (9月16日 9時) (レス) id: 30e8e2ad0e (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - この作品めちゃくちゃ面白いです！！一気に見ちゃいました、、、。あとオリフラ付いてます！更新待ってます！頑張ってください！！！ (9月15日 12時) (レス) id: 4708a08344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ari | 作成日時：2023年9月15日 2時
