雪の降る日 ページ14
「うわー！積もった！」
『積もった?』
えらく寒さを感じて起きた朝7時
カーテンを開けるとここら辺では珍しく真っ白な雪景色
何センチか積もった雪にテンションが上がってリビングではしゃぐ私の後ろから寝癖をつけたジフンさんがトテトテを歩いて窓を覗く
『おぉ、あんまり積もってなくて良かった』
その発言に驚く私
『でも!ほら!3cmはありますよ!』
外の植木鉢に分厚く積もった雪を指さしジフンさんに熱弁する
3cmもあればこの辺の学校は全部休校だし、町では外出に気をつけろと
放送があるはずだ
『Aや、韓国の冬は毎日こんな感じだよ』
『すご!』
そんな話を聞いてますます雪を堪能したくなった私は溶けるうちにあそびましょうとジフンさんを引っ張った
さっき起きてきたばっかりのジフンさんは
『待って､､､支度だけ済ませるから､､､』
そう言って洗面所へ消えていった
私はその間に、寒がる猫さんにご飯をあげ、ヒートテックや靴下を極暖に履き替えモコモコのダウンのチャックをしっかり閉じマフラーを巻いて外へ出た
「うわー!すご!」
今でも降り続ける雪に感動しながら
まだ誰もつけていない真っ白な雪の絨毯に1歩踏み入れた
手袋をつけたまんま積もった雪をかき集めていると玄関が開く音がした
『ん〜、寒いね』
黒いニット帽にマフラー、初めてあった日に来ていたコートのポケットに手を突っ込んだまま仁王立ちで外を見渡すジフンさんがいた
『ジフンさん!凄いですよ！サラサラ!』
『雪だるま作れそう?』
『余裕で作れそうです！』
そうして私たちの雪だるまプロジェクトが始まった
積もった雪はサラサラしているものの力を入れると固まるタイプだったので雪玉の種を作るのに最的だった
20分ほどで身長の半分にも満たないくらいの雪だるまが完成した
その雪だるまは枝で目を作ったので誰かに似てるねって話になり
[スニョン]
グループチャットに写真が送られた
『あー、疲れた』
そう言って雪の上に寝転んでしまったジフンさん
釣られるように私も寝そべる
2人で手足をばたつかせ天使のシルエットを作って
落ちてくる雪を避けるゲームをして
そうしているうちに雪は小降りになり雲の切れ間から青空が見えた
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ぴの(プロフ) - おーっとすみません！！オリフラついてました！オリジナルじゃないです！！自首します！捕まえないでください！ (9月16日 19時) (
レス) id: d8f7c9c81e (このIDを非表示/違反報告)
非ログの違反警察 - https://uranai.nosv.org/page.php?p=rule (9月16日 9時) (レス) id: 30e8e2ad0e (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - この作品めちゃくちゃ面白いです！！一気に見ちゃいました、、、。あとオリフラ付いてます！更新待ってます！頑張ってください！！！ (9月15日 12時) (レス) id: 4708a08344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ari | 作成日時：2023年9月15日 2時
