今日は、少し肌寒いですね。 _登坂広臣

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剛典side


「んもぉぉぉぉたぁぁぁかぁぁぁのぉぉぉりぃぃぃぃぃ」





えらくテンションの高めなAがおっきい声で俺の名前を呼ぶ。




「なんだよ〜笑」



今は俺の家に押しかけてきたAのためにジュースをいれてやってたとこ。

今日、仕事が終わってさぁ帰ろうという時に「今日は剛典の家行くからね。」と謎の宣言をされ今に至る。笑



「てか、なんなわけ？いきなり家に来たいとか」

「……別に。剛典寂しいかなぁ？と思って」




そら、嘘ついてることくらい分かりますよ、岩田剛典は。笑


「なに？臣さんのこと？」
「え？なになに？登坂さんがどうかなさいましたか？」





めちゃくちゃ目が泳いでるA
絶対臣さんのことだな






「もー、ほらほら言ってみ？」
「……なんか登坂さんが臣くんでいいって…」
「……ん？笑」
「だーかーらー！臣くんでいいよって！｣







って言ってからクッションに顔を埋めてあーあー言ってるA




「臣くんって呼べばいいじゃん」

「いや、違うよ。そーだよ。それで終わりだよ。うん。」


「まぁさ、そんなことで悩むってことはさAは臣さんのことが気になってるんじゃない？」









「違うし！そんなことないし！」









これは自分の気持ちに気づくまで…ってか認めるまでに時間がかかりそうだ笑

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