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「はい、ではよろしくお願いします」





とマイクレコーダーのスイッチを押す動作を見ていた。





今日は雑誌の取材でテレビ局の中の大きめの部屋で向かい合わせに雑誌の企画担当の方と座っている。





『これから光るグループ!』とかいう企画らしい。





ずっと直くんが受け答えしていたので2列目に今日もやっぱり剛典の隣に座っていた私はボーッと直くんの話を右耳から左耳に聞き流していた。





あ、今日あのドラマスタートするな、録らなきゃ。





なんて考え事をしていたら





「佐野さんはどうですか?」





と、聞かれ全然話を聞いてなかった私は焦る焦る。





丁度その時はメンバーに企画担当さんが質問している時だったらしい。





「え、あ...私ですか?」





岩「お前以外にどこに佐野さんがいるんだよ笑」





と小声でいじってくる剛典。





「はい、佐野さんはどういう男性がタイプですか?」





そんな話してたんだぁ〜と呑気に思いつつ





「ん〜、私は自分のことを分かってくれている人ですかね。」




と、自分のざっくりとしたタイプを言う。





ほんとの私のタイプを一から十説明してると時間がかかるのでそこは私の気の利いた配慮のおかげで話がスムーズに進みそうだ。





「私が精神的に辛い時とかに何も言わなくても気づいて傍にいてくれる、みたいな人がいいですね。」





「なるほど、ではこの三代目J Soul Brothersの中でお付き合いするなら誰ですか?」





企画担当さんの爆弾発言に一瞬固まってしまった。





「えっと〜...誰ですかねぇ」





ハハッといい感じに交わそうとしても、1列目の直くん、直己さん、登坂さん、隆二くんは振り返って私を見ているし、エリくんと健ちゃんは身を乗り出して私の方見るし、剛典は剛典で私の隣でニヤニヤしてるし。





そんなに見られたら逃れようにも逃れられないじゃない!と叫びたかった。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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美紀 - 作者さんもタメでいいよpart2も見るね (2018年6月2日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
アネラ(プロフ) - 美紀さん» 読んでいただきありがとうございます!これからどんどん臣くんとの絡みも、メンバーとの絡みも多くしていくつもりですのでこれからも読んでいただけると嬉しいです!全然タメで大丈夫ですよ(Ü)そう言って頂けると本当に嬉しいです...。これからもよろしくお願いします! (2018年6月1日 23時) (レス) id: f145052226 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオールだよタメでごめんねこの小説最高 (2018年6月1日 17時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
アネラ(プロフ) - るたち。さん» 初めまして、読んでいただきありがとうございます!!これからも読んでいただけると嬉しいです!更新頑張ります!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: f145052226 (このIDを非表示/違反報告)
るたち。(プロフ) - はじめまして´ω`*続きがとても気になります!更新、楽しみにしてます! (2017年12月18日 14時) (レス) id: 540a5da504 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アネラ | 作成日時:2017年11月20日 0時

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