今日は、少し肌寒いですね。2 _登坂広臣

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あれから仕事に行って、帰ってきた。

三代目ルームに行くといつも通り普通にスマホをいじっている臣くんがいて。
「…おはよ。」
って私の姿を見て言ってきて

本当に訳が分からない。




本当は付き合ってないんじゃないの？、とか私のいい方に勝手に考えたりしちゃって。

ほんとに1人虚しいなぁ。








けどやっぱり付き合ってて臣くんもみんなに何か言われたりしてるけどみんなその度に私の方をチラチラ見てきて、もうここまでくると私が臣くんの事を好きってバレていようがどうでも良くて。





自分の感情がよく分からなかった。
臣くんも付き合ったのならもっと嬉しそうにしていればいいのに、全然いつもと変わらないし。

剛典は大丈夫？って声かけてくれたけど自分が大丈夫かなんてそれさえも訳分からなくて



どうにか仕事をやりきってみんなが「今日どうします〜？」なんて言っているうちに家に帰った。






本当に臣くんは好きで付き合ったのかな、本当は好きじゃないんじゃない？

なんて思うけどそんなこと思ったところで私が悲しくなるだけで。




そんな訳ないじゃん。
そんなの都合良く考えただけ。









なんで付き合ったのかなぁ。









いくら考えても答えを教えてくれる人はいなかった。

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