今日は、少し肌寒いですね。2 _登坂広臣

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なんか剛典にいろいろ言われて思った。
なんか、私、ほんとに臣さんのこと好きなの、かも。





だって、なんかスタッフの人とかでも楽しそうに喋ってんの見たら若干、ほんの少しだけ嫌だなって思うし。

私に喋りかけて笑ってくれるあの時間がすごく幸せだし。



歌ってる時とかのあの真剣な表情がすごくかっこいい...。

あとあの真面目な横g...



「臣くんのあの真面目な横顔すごくかっこいい♡」

とか言って手握りしめて全力のぶりっ子ポーズで目パチパチさせてかなり気持ち悪い声で私にそー言ってきた。





「あ、俺当てちゃった？笑」

「...るさいっ！」



「けどさー、俺いいと思うよー。飛真くんの事だってさまぁ、俺はお前の男子友達？みたいな感じで三代目でも同い年だし喋ってたけどさ、臣さんに話そうと思ったってことはさ、臣さんにちょっとでも自分のことを知ってもらいたいって思ったんじゃないの？」





「.....」



テレビ見ながら言ってアハハなんて笑ってる剛典だけど。

すごいなんか深いこと言う。





「剛典から見ても...臣くんいいと思う？」



「いいと思うけどなー。Aのこと見てないようで見てるよ、臣さんは。」






私の中で何かが動いた。...ような気がするだけね？

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