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｢え。サボくん知り合い…？｣
｢…えっと…｣
｢…ごめん｣
｢…｣
嘘…
覚えてない…的な？
｢…そっかー…｣
｢…｣
自然と涙が溢れ出る
止めようと思っても涙が顔を伝う
｢…っ｣
｢…サボくん、何女の子泣かせてんのさ！！｣
コアラちゃん…
｢そうだぞ！こんな可愛い子そうそういないぞ！｣
｢総長、最低！｣
ブーイングが止まない
｢お前ら…｣
｢あはは！｣
｢え…｣
｢面白いなぁ｣
｢大丈夫ですよ…｣
ノエルは笑う
｢え…大丈夫って…｣
コアラが心配する
｢…涙、止まってないじゃん…｣
｢っ｣
無理に笑ってみたけど駄目だったみたいだ
｢…ごめんなさい…｣
｢止まんないや…｣
｢っ…強がんなくていいよ…！｣
｢沢山、泣いていいよ…｣
コアラが優しく背中を撫でる
｢っ！｣
｢私は味方だからね！｣
｢…ありがとう…｣
｢俺らも！｣
｢おう！｣
皆さん優しい…
｢俺が悪もんじゃん｣
ボソッと呟く
｢だって…総長、女の子泣かすなんて｣
｢…ごめん…｣
｢！｣
｢え…｣
｢サボくんが謝った…｣
｢｢｢えぇぇー！！｣｣｣
驚きの叫びが響く
｢悪いかよ！｣
賑やかだなぁ…
｢いいなぁ｣
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作者名：ちぇりー | 作成日時：2018年4月2日 12時
