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｢これで終わりかな。｣
家具も買って、後は帰るだけだ
｢うん。時間もいい感じだね｣
夕日が綺麗な夕方
｢ちょっといいかな。｣
そう言ってコアラちゃんはどこかに行ってしまう
｢…｣
コアラちゃんに秘密で手首と足首にある痣を隠すものをこっそり買っておいた
それを今付ける
｢あーあ。バレてないかな？｣
結構濃ゆいからバレるかもと心配だった
すると
｢おねーさん♪今暇？｣
若い男の人達が話し掛けてくる
｢…いや…｣
｢可愛いっ！ね。遊び行こうよ｣
｢それな。早くいこーぜ｣
強引に手を掴んで引っ張ってくる
｢あの、人待ってるんで｣
少し強く言ってみる
｢…行こうよ。｣
｢大人しくしておいた方がいいよ？｣
ニヤニヤしながら言う
気持ち悪い
｢離してください｣
パシッと手を無理やり払い除ける
｢っ。少し優しくしたからって調子乗りやがって！｣
そう言って1人の男が殴りかかってくる
｢…｣
｢ノエルちゃんっ！｣
遠くからコアラちゃんの声が聞こえる
サッ
と男の拳を避け、お腹に1発アッパーをくらわす
｢ぐふっ｣
｢その手で触らないでください｣
冷たく言い放ち、その場を去る
｢ノエルちゃんっ！大丈夫！？｣
コアラちゃんば汗をかいてこちらへ寄ってくる
｢大丈夫だよー！｣
｢ごめんねっ！｣
涙目になりながら謝るコアラちゃん
｢あはは。大丈夫だよ｣
｢っ！かっこよかった…｣
コアラちゃんが一言言う
｢あはは。ありがと｣
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作者名：ちぇりー | 作成日時：2018年4月2日 12時
