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｢ん…｣
起き上がるとそこは部屋だった。
私の。
｢…あれ？｣
｢…私…｣
あれからの記憶がない
まーいいや。
準備をして部屋を出る
｢ノエルちゃん！おはよ。｣
とびっきりの笑顔で挨拶するコアラちゃん
｢か…可愛い｣
思わずときめく
｢え。何言ってんの。ノエルちゃんの方が可愛いすぎてヤバいよ｣
んなわけ。
｢あ！そうだ。｣
｢ん？｣
コアラちゃんがキラキラした笑顔で話し出す
｢昨日、サボくんが部屋まで運んでくれてたよ！｣
ん？
(‥ )ﾝ?
｢ん？｣
｢いやー…素敵だったなぁ｣
待て待て待て
｢サボが？｣
｢うん！お姫様抱っこで！！｣
…
嘘ーーーん！( ;ﾟ³ﾟ)
｢…まじか｣
｢お似合いだった！お礼、言っときなよ？｣
ニヤニヤしながら 先行ってるねー と行ってしまった
｢…｣
｢…ヤバいヤバい｣
ドキドキしながらその場に突っ立っていた
と。
｢んー…｣
サボ！！
｢あ。おはよ｣
こちらもとびっきりの笑顔で話し掛けてくる
きゅん
｢お…おはよ。｣
ドキドキと心臓の音が止まらない
｢あのさ｣
思いきって話し掛ける
｢ん？｣
サボがこっちを見る
きゅん
｢昨日、ありがとね。｣
｢…？あぁ！｣
一瞬考える素振りをしたサボ
｢大丈夫か？｣
また心配してくれる
｢うん。サボのおかげ。ありがと！｣
笑顔で答える
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作者名：ちぇりー | 作成日時：2018年4月2日 12時
