339、huhuhu ページ39
とぼとぼ歩いてると
向かい側から刀剣男士が歩いてくる。
乱ちゃん、骨喰さんが
さりげなく護るように近寄って歩いてくれる。
「huhuhu…アナタが今度の主デスカ？」
普通に目の前でそう言い放ったこの人…
誰だ…
「ワタシは千子村正デス。
名前くらいは
聞いたことがあるんじゃないデスか？
そう、妖刀とか言われているあの村正デス。
でもね？村正がなぜ妖刀なのか、
詳しいことはまるでわかってないのデス。
定かでない伝説に誰も彼もが踊らされて、
滑稽デスよねえ。
ｈｕｈｕｈｕｈｕ……」
3人してぼーぜん
どうしよう、どうしたらいいの？
村正「どうしましたか？脱ぎまショウか？」
「ひぇ！大丈夫です！！
辞めてください！！」
村正「そうデスカ？」
「それより…さっき主って…？」
村正「ハイ、ワタシの主デスカ？
ワタシのこのケガも治せますか？」
チラッと見えてる足を
更に見せたのはわざとでなく、
酷い怪我を負っていた
「え、はい！治せます！
失礼しますね…」
失礼ながら触れさせていただき神力を流す
村正「おお！暖かい！素晴らしいデス！」
裏がある訳でもなく素直に喜んでるっぽい
治療が終わると
村正「おお！もう終わったのデスカ？
とても素晴らしいデス！
暖かい神力をありがとう！大好きデス！」
ソフトなハグをされた
懐かれた？ようだ…
なるほど睨んでる子ばかりじゃないんだ…
中間ってことなのかな？
他にも中間の子がいるかも？
あっ…てか待って…胸板が…厚い……
窒息死しそうな頃
乱と骨喰に引き剥がされた
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作者名：赤いうさぎ | 作成日時：2020年10月1日 23時
