妹審神者⑤ (ページ38)

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338、伝わるページ38

乱「あるじさん！
そっちじゃなくて、こっちだよ」

「ありがとうー！」

迷ってしまうから
結局乱ちゃん、骨喰さんに頼った。

「この中にお兄さんいるよ
びっくりさせてあげてね♪」

小「うん！わかった！」

ドキドキしながら部屋へ入る小夜くんを
見届け、

浦島くんも案内し終えた。

堀「主さん」

「？、はい」

堀「兼ねさ……和泉守兼定はここにいる？」

「うん、いるよ！」

堀「そっか、その……
兼さんとも仲悪いの？」

「…うん、分かっちゃいました？」

堀「うん、でも僕は助けてもらった、

もし兼さんが主さんの事

傷付けようとしても、
主さんの事は護るから安心してね」

そんな事を、
王子様スマイルで言われてしまった。

堀川くんも兼さん、兄弟たちの元へ行った

そろそろ、睨む側の子達とも、
もう少し、接触する機会が増えればと思った。

本丸は広いし
そもそもみんな出歩かないから
接触が難しい。

燭台切さん達がこちら側について、
ますます縮こまってしまったみたい。