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233、フラッシュバック ページ33
感激した大変化の1日も、終わりに近づく…
奥で寝てるこんのすけを、
ひと撫で。
近待をお願いしてる薬研は、いつも通り
私が部屋に帰れば、廊下に出る。
そんな薬研に声を掛けた
「薬研…大丈夫？」
薬「あぁ…大丈夫…悪いな
今は俺にあんまり近付くな」
「うん、ごめんね」
こうもきっぱり言われるようになった、
近待外してあげた方がいいかな…
「ごめんね
今日も遅いし部屋戻っていいよ
いつもありがとう薬げ…」
薬研が座ったまま、倒れそうになって
ぎゅっと支える。
うっすら目を開けた薬研。
「大丈夫？」
ぼんやりとした目から
突然目が覚めて、
目の色が赤くなる。
瞬間に、薬研に馬乗りで押し倒され、
首を絞められた。
私は薬研の腕を掴み、抵抗するけど、
当然刀を持つ彼の力には勝てなくて
ジタバタするだけ、
意識が遠のこうとした時
薬研の手が緩み
一気に酸素が入ってくる
「けほっ……げほげほ…ゲホッゲホッ」
むせ返るような汚い咳を連発。
誰か2人が私を起こし
背中を摩ってくれる。
信「大将…大丈夫？」
厚「大丈夫か？？」
骨「大丈夫か？遅くなってすまない…」
薬研を止めたのは骨喰さんだった
私は上手く言葉が出ない代わりに
首を振った
骨「厚、信濃…薬研をお願いできるか」
厚「おう！わかった！」
信「任せて」
2人は気絶した薬研を運んで行った
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作者名：赤いうさぎ | 作成日時：2020年10月1日 23時
