妹審神者⑤ (ページ2)

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202、小屋のページ2

「失礼します」

薄暗い小屋は倉庫のよう。

何も無くすっからかん、
でも、なんで呼ばれてる気がするんだろう……

まっすぐ奥に進むと
重い蓋のしてある入口のようなものが。

開けてみると、

ドラ○エとか
ゲームにあるような下に続く階段が

蜘蛛の巣もはってて
降りるのが正直怖い、しかもかなり暗い。

どうしよう…
階段の前でしゃがみ込んだ。

薬「お、いたいた大将！
1人でどこか行くな」

清「探したんだからね」

安「ほんと、まだまだ油断しちゃダメだよ？
大丈夫？」

「うん大丈夫！

ごめんなさい来てくれてありがとう…
なんか…呼ばれてる気がして…」

清「呼ばれてる？」

「うん…たぶん、ここから」

私が下をしゃがんだままみつめると、
3人も不思議そうに覗き込んでくる。

安「結構暗いね…電気とかあるのかな？」

薬「ないだろうな
ほれ、これ使え」

ポシェット？から
ライトを取り出した薬研は
私に手渡してきた。

「ありがとう！」

ライトを受け取る。

先に薬研が
蜘蛛の巣を払いながら降りてくれた。