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24、脱衣場 ページ24
お風呂に向かう廊下
さりげなく、ちょこんと握られた
小夜の手に引かれながら歩く。
小「ここだよ」
そう言って
手を引っ張って誘導してくれる。
意外と部屋から近くて、
ものすごく迷ったことに情けなくなった。
脱衣所に着替えとタオルを置くと、
誰か入って来た。
蛍「あれ、主の妹さんもお風呂？
一緒に入ってもいい？」
銀髪のアホ毛がツノっぽくて
無表情だけど可愛い子。
蛍「僕は蛍丸 よろしく！」
そう言って微笑んだ
「はい！蛍丸さんですね！
よろしくお願いします」
蛍「うん！ねぇねぇ」
私は首を傾げる
蛍「その敬語と呼び方！
やめてほしいな。
堅苦しいし、仲良くなりたいから」
その言葉に胸が締め付けられた、
そんな事言われたのは
生まれて初めて。
ちょんちょん…
服の裾を引っ張る小夜。
小「僕も…敬語なしでいいよ…名前も…」
「えっ、ありがとう、
蛍丸君…小夜君…よろしくね！」
仲良く3人でお風呂へ♪
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2020年4月24日 0時
