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156、君に呼ばれたくて ページ7
サバナクロー寮に向かう途中、
「ねぇねぇ、先輩の名前なんだっけ…」
ダイヤモンド先輩の名前を忘れてしまって
小声で聞いた
時々名前を忘れてしまう程に
人の名前をすぐに覚えられない人なのだ…
デ「ケイト・ダイヤモンド先輩だ」
「そだ！ありがとう！」
と言って前を見たら、
こっちを見てるダイヤモンド先輩。
ケ「ねぇねぇ、俺の事は
ケイト先輩♪とかって呼んでくれないの？
リドルくん、トレイくんのことは
いつの間にか名前で呼んでるのに
まだ俺の事だけ苗字だよね！」
さすが耳がいい、聞こえていたらしい。
「あ、えっと、
まだ名前が覚えられなくて…」
ケ「そっかー寂しいなぁー
俺の事もケイト先輩って呼んでよ！
忘れても
何回でも名前
聞いてくれていいからさ！ね！」
念押しされて断れなかった。
「…わかりました」
ケ「やった！
よろしくね♪Aちゃん♪」
正直な人だな……
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2021年6月5日 0時
