私の声でツイステ④ (ページ23)

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172、真打登場ページ23

エ「あのさー……A

コイツ、さっきからずっと
自分とこの寮長に文句言ってるようでいて」

突然耳打ちしてきたエース
こそばゆくてすこしビクついてしまった

「実は尊敬してたんだね」

尊敬してた人が
悪いことしてしまう

信じていたのになぜ？って、気持ち。

わかるよ私もそうした人を見てきたし、
ファンの人に
そうさせないようにしてきたもん。

もっと大きなことを目論んでると
狼さんが言い出す。

ジ「ディアソムニア寮寮長
マレウス・ドラコニアだ。

ヤツはバケモノ並の強さで2年連続
ディアソムニア寮を優勝に導いた」

そのせいで無得点で初戦敗退し、
先輩達は恨みを持っている。

デ「無得点で初戦敗退
優勝常連寮としてはさぞ悔しかっただろうな」

ジ「あぁ。世界中が注目する中
大恥をかかされたわけだ

先輩達はその雪辱を果たそうとしている
卑怯なやり方で」

「それって」

エ「大会当日、ディアソムニア寮に
何か仕掛けるつもりってことか」

ジ「そうだ、
だから俺はその計画をぶっ潰す！」

リ「話は聞かせてもらったよ

伝統ある行事を私怨で汚そうだなんて、
許せないな」

おお！これが
真打登場と言うやつか！！
本当に遅れて登場するんだー！

ケ「どうする？リドルくん」

リ「今までのラギーの犯行も
証拠がない以上断罪することは出来ない

狡賢いレオナ先輩達のことだ
今告発してもうまくかわすだろう」

エ「犯行現場を抑えるっきゃない、
ってこと？」

リ「ボクに少し考えがある。まずは…」

ジ「待て、知ってる情報を話はしたが、
お前らとつるむつもりはねぇ」

ケ「え〜、ここに来てそれ言う〜？」

ジ「自分の寮の落とし前は自分でつける。
じゃあな」

勇気をだして狼さんの服の裾を掴んだ

「狼さん、本当に1人で
何とかできると思ってますか？

今までの事件だって
止められてないですよね？」

「あ？」

「うっ…」
怖っ…手を離して後退りした

「久々に出たんだゾ
Aのグサッと鋭い一言」

デ「確かに1人対寮全員じゃ、勝算が低いよな」

「本当に止めたいなら
力を合わせよう？

賢い狼さんは群れで狩りをします」

ジ「いいだろう。
話くらいは聞いてやる。

だが、もし気に食わねぇ作戦だったら。
俺は抜けるぜ」

そういえばまだ
マジカルペン返してないんだけど
いつ返そう…