私の声でツイステ④ (ページ21)

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170、男は拳ってほんとうなのかページ21

ジ「てめーら、
まだ懲りずに犯人捜しやってんのか」

またあの狼さんが話しかけてきた

エ「んだよ。
見てたんなら手伝えよな。

おたくんとこの先輩、
ちょー悪いやつなんすけど？」

ジ「お前ら、何故そんなに
他人のために必死になれる？」

デ「他人のため？」

ジ「怪我したダチの
仇打とうって気持ちなら

わからなくもねぇが」

エ「は？何言ってんの？
だーれが他人のためにやるかっつーの」

デ「僕たちはこの事件の犯人を捕まえて
手柄を立てたいだけだ」

エ「そーそー、あわよくば

マジカルシフト大会の
選手枠に入りたいし。

で、世界中にイイトコ見せたい」

ジ「他人のために動くようなやつは
信用ならねぇと思ってたが

お前ら、
思ってたよりひでぇ奴らだな」

エ「なんだよ。

オレらよりお前の方がひでーじゃん。
その様子じゃ知ってたんだろ？

あいつが事件の犯人だって」

グ「そうか！同じ寮だから
自分は狙われないって言ってたのか？」

そして突然勝負しろと言い出す狼さん
(名前忘れたとか言わないよ)

ジ「男が腹割って話すんなら、
まずは拳からだろ

てめーらが口だけの輩じゃないって
俺に証明出来たら

俺の知ってる話を
教えてやってもいい」

デ「俺はそういうの嫌いじゃねーぞ
わかりやすくていいじゃねぇか」

そう言って
本当に殴り合いをしはじめる

見てらんなくて私は
マジカルペンで勝手に遊び始めた

「いい加減にしないか！キミたち！
首をはねてしまうよ！
おふいずゆあへっどぉー！」

もちろん小声で

「えい！てい！
お花さん赤になーれ！てい！」

そんな事やりながら
飽きた頃にはみんなボロボロになっていた…

全然見てなかった…やべ…

ケジメはついたと言って
狼さんは話し始めた。