私の声でツイステ④ (ページ12)

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161、夜空二ゴライテン！ページ12

真夜中エンカウント！

グリムの寝言で起きる

時計を見るとまだ夜中、
少し外に出てみた。

「だいぶ冷えてきたな…」

オンボロ寮は暖房、冷房もまだ無いので
対策考えなきゃなと思うこの頃。

突然声をかけられた。

？「そこにいるのは誰だ？」

「へ！？何！？」

？「これは驚いた。お前、人の子か」

わぁ…ツノがある…
黄緑の腕章は何寮だったかな？

えっと…うんと…出てこない…

声をかけてきた人は

オンボロ寮は
静かに過ごせる場所として
気に入っていたんだと言う。

「なんかすみません、

この寮の
監督生になりましたAです」

マ「A？珍しい響きの名だ」

そして聞いてきた本人は、

名前は聞かない方が私の為と言って
教えてくれなかった。

代わりに好きな名前で呼ぶ事を許された

いずれそれが
後悔に変わるかもしれないとも言った

なんだかよく分からない

この学園は変な人ばかりだと
改めて思わされる。

また次の
散歩用の廃墟を探さなくては

と言って消えていった。

「えっ、きえた！？

魔法でこんな事もできるの！？

すごい！」

ただただ驚いて立ち尽くした。