【d!】推しのぬいぐるみが【ci】 (ページ11)

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11話ページ11

＿you side

お昼ご飯も食べ終わり、現在の時刻は午後2時。

いつもなら会社でバリバリ働いている時間だが、何せ今日は休みだ。

何もすることがないので昼寝でもしようかとベッドの上に乗ると、それに気づいたチーノさんがトコトコ歩いてベッドの横にしゃがんだ。

ci*「寝ちゃうんですか？」

『はい、することも無いしたまにはいいかなと思って』

ci*「なら僕も一緒に寝ます」

『じゃあこのベッド使っていいですよ、私はソファで寝ますね』

よいしょと再び立ち上がりソファに向かおうとすると、グイッと腕を引っ張られ、体制を崩してしまった。

そのまま私の体はベッドに沈んだ。

『へ…チ、チーノさん？』

ci*「一緒に寝るって言ったやないですか」

ニヤリと笑い腰に手を回され、頭を撫でられる。

目の前にはチーノさんの胸があり、何とか腕を剥がそうとするが力が強くてそれが敵わない。

『きっ、緊張して寝れないですってば！』

ci*「おやすなさ〜い」

数分経つと、チーノさんの規則正しい寝息が聞こえてきた。

どうしたもんかなと悩んでいると、自然と落ちてくる瞼。

まあいいか、と眠気に逆らえずにそのまま私も眠りについた。