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#2 ページ3
わ〜。さすが都会！
夜でもキラキラしてる。
私の住んでる田舎とは全然違う。
人も多いな〜。
「 あ、 NEWS！ 」
目の前にある大きなスクリーンにNEWSが映し出された。
思わず声を出してしまった事に気付き、パッと手で
口を押さえた。
やっぱりかっこいいな〜。
私は運良くNEWSのイベントに当選した。
それがもうすぐ東京で行われるから、一足先に休暇を取って東京に来た。旅行込みでね。
田舎者の私は初めてくる東京の街に圧倒されっぱなしだ。
沢山のお店や観光地を回っていたら、
夜になってしまった。
でも、夜も夜で景色が綺麗だからホテルに帰らず
ぶらぶらしてる。
ｶｼｬ
私はスクリーンに映るNEWSをカメラに収めた。
あ〜、早く会いたいなぁ。
なんてボーッと考えながら、人混みを歩いていると、前から来た人にぶつかった。
「わ、」
その反動に手に持っていた荷物を落としてしまった。
「あ、すみません。大丈夫ですか？」
ぶつかってしまった人は荷物を拾って手渡してくれた。
「大丈夫です、すみません」
荷物を受け取ってから、その人の顔に目を向けると
深くかぶった帽子から覗く目と目が合った。
何処かで見たことのある人___
____あ。
「え、て、手越くん！？」
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作者名：こと | 作成日時：2018年6月30日 23時
