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佳也達が機能回復訓練初めてから三週間経ったけど、果たしてどうなってるのかな〜?
まぁ、ある程度の予想はつくけどね。
「あ、アオイ〜」
「凜さん!いらしてたんですね」
「今来たばっかりだよ〜、機能回復訓練どーなってる?」
あれ〜?なんかアオイ怒ってるカンジ?可愛い顔が般若になりかけてるよ?
「…現在一生懸命やっているのは炭治郎さんだけです。善逸さんと伊之助さんは機能回復訓練に来なくなりました」
あは、やっぱりね〜………確か、しのぶの継子の……名前忘れちゃった。その子にズタボロにされたのかな〜?
名前、後で聞かないとねぇ。
「佳也は〜?」
「善逸さんと伊之助さんを説得してくれようとして……くれては、いるんですが……」
あーね、佳也は言葉足らずな所を二人に大披露してるわけね〜笑笑
面白そうだし、放っとこ。じゃ、私は竈門炭治郎の所でも行こうかな。
「竈門炭治郎のところ行ってみるね。ありがとー、アオイ」
「いえ!」
庭の方から苦しそうなうめき声がしたから行ってみれば、案の定竈門炭治郎が居た。
「やっほー、竈門炭治郎」
「凜さん!!こんにちは!任務終わったんですか?」
「終わったよ〜、でも明後日からまた別の任務。はい、これおにぎり」
「わぁー!ありがとうございます!」
食べる子は育つよ〜。
瓢箪吹き、懐かしいな〜……いい思い出じゃないんだけどね〜…
「凜さんも瓢箪割れますか?」
「うん。方法は佳也から聞いたでしょ?」
「はい……」
悩んでるね〜…先輩としてコツでも教えてあげようかな〜。
「竈門炭治郎、寝てる時も呼吸は使えるように意識してるでしょ?」
「まぁ……はい」
「なら、あとは感覚的にやるしかないねぇ。こう、肺をばーん!って大きくすると血がドクンドクンってなるからそれ意識してごらん」
「おお!すごく分かりやすいです!ありがとうございます!」
やっぱりね。この方法の方がああいう子には通じやすいんだよ〜。
私の時は……恐怖だったねぇあれは。一晩中、杏寿郎さんに付きっきりで見てもらったから。
寝た瞬間頭叩かれて一回意識飛ばした事あったな〜……頭破裂したと思ったよあの時は。
「おにぎり食べたらまた特訓ね、私は佳也の所行ってくるから〜」
「はい!参考にさせてもらいます!ありがとうございました!」
さて、佳也はどーなってるかなぁ?
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作者名:彼岸桜&イム x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2019年11月6日 18時