【ハイキュー】ヨコハマヤクザの妹、烏を飼い始めた

じゅうご ページ15

碧｢やべぇ……｣

なんなのか分かってねぇガキ共は突然止まった車を凝視している。


車からでてきた男に、ド肝を抜かれた。





銃｢貴方達？男子高校生とはいえ、もう遅い時間です。なるべく早めにお帰りになってくださいね｣

…この巫山戯たような喋り方、猫かぶってるようにしか聞こえねぇ声音…


んで、てめぇがここにいんだよ…



銃兎ォ……！

私に気付いてない銃兎はニコニコと愛想笑いを振りまいてやがる。キメェわ。

つかなんで、彼奴も宮城来てんだ？


店の中から覗いていると、銃兎が私のバイクを見つけた所だった。

…詰んだか？


ま、いいか。別に見つかっちゃいけねぇ事じゃねーし。


碧｢…よォ、銃兎｣

銃｢……凜さん、何故貴方がここに？｣

碧｢とりまそのキメェ喋り方止めろや。いつも見てぇな感じでいいだろ｣


銃兎は1度チラッと、ガキ共を見る。…なるほどなぁ…



碧｢お前ら！コイツ今めっちゃ上品ぶってっけど、実際は私くらい口悪ぃかんな！！｣

銃｢凜てめぇな！……おっと、失礼しました。｣




苦笑いされてやがる。ざまあねぇな！！


碧｢てか、お前なんでここいんだ？宮城だぞ？｣

銃｢出張だ。はァ……｣

碧｢なにため息ついてんだよ｣

銃｢なんでもないですよ｣




銃(左馬刻うるせぇだろうなぁ…なんだかんだ言っても、あいつはシスコンヤクザだからな)



碧｢…そーだ。おい銃兎。

…お前今いくら持ってる？全財産出せや｣



(((((((((唐突にヤクザっぽいのキターー！)))))))))

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